R339を快適に走る。
前方の山の上にへびが張り付くように道が見える。
ふーん、あんな上に行く道もあるんだー。
と思っていたら、いきなり12%!
ぐぁ!
まさか、さっき見えた道に行くのでは...
ふふふ上等だ、望むところだ!
道はヘアピンを繰り返しながら急激に登っていく。
鳥海山のおだやかな登りがなつかしい。
最終日にこんな登りに出会えるとは。
ありがとう津軽半島。
車も無く、静かだ。
聞こえる音は自分の呼吸と心臓の音だけ。
こんなとき急に涙が流れたりする。アドレナリンの影響だろうか。
今回の旅のできごとが思い出される。
登りながらあそこがピークだろうと思っていたカーブをまがる。
隣の山のずっと上のほうに展望台らしきものが見えた。
ふっ...まさかな...
やっぱり道はそちらへ向かう...
竜泊ラインを北へ走る自転車乗りの皆さん。
登りながらあなたがピークだろうと思うところはピークではありません。
左へカーブを曲がったとき、心折れないように。
たどりついたところは“眺瞰台”。
龍飛崎が見える。
そしてその向こうには北海道が!
一気に下って龍飛崎。
これ以上、北へは行かれません。
すごい達成感。これ以上行かれないってところがイイ!
つづく
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