2009/08/15

炉を見つけろ!

昨年の秋にJr.達と作った炉(2008/11/02参照)
草に埋もれてどこにあるのか...

このあたりにあるはずだが。


このままじゃ、バーベキューができないぢゃないか...
家族とのバーベキューを夢見て、たったひとり、雑草に立ち向かった男がいた。

かぜのなかのすーばるー、すなのなかのぎーんがー

目の前の草をつかんでは投げ、むしっては投げた。
少しずつ地面が見えてきた。
でももう、握力が... 限界を感じた。

そのとき、左腕に鋭い痛みが走った。
ヒルだった。腕にヒルが吸い付いていた。

ひとりではムリか... 男は思った。
家族の笑顔が頭に浮かんだ。

男はあきらめなかった。
炉を囲むブロックが見えてきた。

ついに炉の全貌が現れた。
それは、Jr.達と作ったあの時のまま、そこにあった。


喜ぶ家族の顔を思いながら、男は家路についた。

「おまえ達が作った炉を、今日きれいにしてきたぞ。バーベキューやろーぜ!」

「え?そんなのあったっけ?」

Σ( ̄ロ ̄;)

へぇっどら~い、てぇ~るらぁ~い...

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