2011/12/25

今年もお世話になりました

今年も終わりだね。
長いような、短いような。

【畑】
今年の一番の成果はニンニク。
思いがけず良くできちゃった。

近所ではニンニクを栽培している人はあまり多くない。
だから、あげたときに喜ばれるし、驚かれる。
やったね。

これからも、普段から良く使うけど、あまりみんなが栽培していない野菜をねらっていこうかなと思ってる。
他にどんなのがあるかなぁ。


【自転車】
九州をほぼ一周。
佐多岬に到達したことで、青森県竜飛岬から本土を縦断したことになる。
もともと、縦断とか一周とか考えていたわけではないけどね。

まだまだ走っていないところはたくさんある。
走れなくなるまで走り続けたい。
どんな出会いが待っているのか楽しみだ。
来年はどこへ行こうかな。


今年もいろいろなことがあった1年だった。
お世話になったすべての方々に感謝します。
ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします!


2011/12/18

自転車旅行 ほぼ九州一周 その15-3

つづき

大宰府から福岡市街へ向かう。
市街地はいやだよー。

天神駅。

路線バスがいるので走りにくい。
自転車引いて歩道を歩いちゃう。

歩道には人があふれ、その間を自転車がすり抜けていく。
市街地でよく見かける光景だ。
しかも、ケイタイの画面を見ながら走ってる。
すごいなー、よくできるよ。
関東圏ではおなじみの、自転車走行中のヘッドホンやケイタイ使用禁止のルールは、こちらにはまだ無いようだ。

こんなのみつけた。

おしチャリ。
そうそう、それがいいよ。
誰もやってないけど。

ところで自転車って“押す”ものなの?
私は“引く”イメージなんですが。

福岡ドーム。

ホークス優勝おめでとうございます。

ももち海浜公園。

日本海だー、戻ってきたぞー。

今年の旅はここでおしまい。
ちょっぴり寂しい。

翌朝、新幹線で帰ります。

お疲れ様でした。


総走行距離 約1500km。
よく走ったね。

下関からトンネルで九州に入り、時計回りにぐるっと周った。
豪快な山々や、穏やかで美しい海、静かな山村。
そして、気さくで暖かい人々。
九州の魅力を一気に存分に味わった贅沢な旅だった。

特に印象に残ったのは、自転車旅ならではの鹿児島県道74号線。
あれを超えたことで、今後のどんな山道でも楽に走れそうな気がする。

そしてなんと言っても阿蘇。
日本にこんな場所があったのかと思った。
雄大な風景を眺めて身をおいていると、自分のなんとちっぽけなことか。
日々の些細なことが馬鹿馬鹿しく思えてくる。

走り終えて毎夜おじゃました居酒屋では、どのお店でも常連さんも交えて、とても楽しい時間を過ごした。
焼酎をたくさんご馳走になったよ。
一人旅なのに、普段よりたくさんおしゃべりをして、たくさん笑った。

九州では地元の人たちのエネルギーを感じたよ。
どの土地へ行っても、人々はその土地を愛し、誇りに思っているようだ。
地域の特色をアピールして、活気づけようとしている様子がよくわかる。
神奈川から来ましたと言ったあと、東京の隣です、と言わないとわかってもらえず、特に有名な何かを言えない自分がちょっと恥ずかしかった。

長崎県と佐賀県には行かれなかったね。残念。
また来ます。

九州のみなさま、おじゃましました。
大変お世話になりました。
ありがとうございました。

さて、来年はどこへ行こうかなー。



走行ルート


走行データ
走行時間 5:33:31
走行距離 95.3km
平均速度 17.1km/h

自転車旅行 ほぼ九州一周 その15-2

つづき

R386は走りたくないので、大分自動車道の側道へ。
こんなかんじ。

交差点に注意。

r53で筑紫野市入り。

車が多くて走りにくい。
歩道を走っちゃうよ。

二日市あたりはすごい車の量。
住宅街へ逃げてのろのろ走る。


大宰府駅。

大宰府天満宮は学問の神様だと聞く。
Jr.達のためにお参りしておこうと思ったのだ。

太宰府天満宮。

まずは無事ここにたどり着けたことを感謝します。

どうか我が息子達に試練をお与えください。
彼らはきっと乗り越えることができるでしょう。
よろしくお願いします。

パンフをもらって読んでみたら、大宰府天満宮に祭られているのは菅原道真公だって。
人間じゃん。実在の人物でしょ?
人が神になれるものなのか。

ここで言う「~の神様」とは秀でた人って意味なのかな?
打撃の神様、川上哲治みたいな。

名物の梅ヶ枝餅。

抹茶といっしょに。
おいしゅうございます。

つづく

自転車旅行 ほぼ九州一周 その15-1

2011/10/17

大分県日田市からスタート。
今日は最終日だ。
福岡市へ向かう。

筑後川に沿ってR386を走る。
こんなかんじ。

車が増えてきたらきびしそう。
朝のうちに距離を稼ごう。

道の駅原鶴。

バサロってなに?
鈴木大地さんですか?

もう車が出てきちゃったよ。
筑後川を渡ってR386から逃げる。


対岸には自転車道があった。
こんなかんじ。

のんびり。

このまま走ると久留米方面へ向かう。
でも福岡方面へ行きたいんだ。

残念だけど自転車道と別れて朝羽大橋を渡る。


つづく。

2011/12/17

集中して出せ

雲ひとつ無いお天気。

バジル。

すっかり枯れてます。

完全に枯れる前に霜で枯れちゃった。
タネはできてるのかな。

タネを採ってみよう。

穂を持って帰ってきた。

枝の部分を取り除く。

枯れているのに、すごくいい香り。

とりあえず、もみもみしてみる。
あ~いい香り。
もめばもむほど立ち昇る、さわやかなアロマ。
バジルの香りは、頭をはっきりさせ集中力を高めると聞いたことがあるぞ。

底のほうにタネが出てきた。

よかった。

でも、なんだか香りがもったいない気がする。
タネも、もっと乾燥してからのほうが採りやすそうだ。

バジルの香りのおかげで、いいアイデアをひらめいた。
しばらくこのまま便所に置いておこう。
集中して用を足せそうだ。

2011/12/11

自転車旅行 ほぼ九州一周 その14-3

つづき

壁を上りきると、大観峰。

言葉が出ない。
日本各地を走ってきたが、ここほど心震えた場所は無い。

この場所に立って眺めて初めて理解する。
阿蘇市は火口の中にあるのだ。
人々は火口の中で生活しているのだ。

今日、俵山峠を越えて火口の中に入り、新しい噴火口に上り、そしてまた火口の縁を上ってきたのだ。
これはまるで、映画「マトリックス」や、小説「リング」シリーズで描かれたような、一つ上の次元からの俯瞰。
神の視点だ。

自転車で来てよかった。
車で来ていたら、これほど感動しなかったと思う。

この場所から俯瞰してみると、走ってきたルートが浮かび上がって見えるような気がしたよ。
選んだルートも正解だったね。
阿蘇の最後にこの地に立つべきだよ。

阿蘇に別れを告げ、大分県日田市方面へ向かって下る。
阿蘇スカイラインからR212に入ってすぐに右に分岐する。
こんなかんじ。


通称“そば街道”。
そば屋が点々とある。
食べなかったけど。

R212へ復帰して、道の駅小国。

補給&休憩。

杖立トンネルを回避するため杖立温泉郷へ。
こんなかんじ。

ずっとこういう道ならいいのにね。

このあとR212でつらい走行が続く。
道幅は狭く、車も多い。
下りでこちらもスピードが出ているので油断できない。
集中がまん走行。

三隈川に出た。

数日前、ここからファームロードで九重へ向かったんだ。
何日前だったか思いだせない。
帰ってきたよ。

阿蘇の興奮冷めやらぬまま、
大分県日田市で再び一泊。



走行ルート


走行データ
走行時間 8:09:55
走行距離 135.1km
平均速度 16.5km/h

自転車旅行 ほぼ九州一周 その14-2

つづき

パノラマラインを阿蘇駅方面へ下る。
同志と何台かすれちがった。
女の子もいたよ。
みんなどこから上ってくるのかな。

草千里が浜。

スケールでかいなー。
写真のフレームに入りきらないや。

下りの風景もまたすばらしい。
前見てないとあぶないぞ。


牛もいるよ。

みゅい~ん、とか言ってホーミーしてみる。
まったく無視。

阿蘇駅に到着。


駅のレストランで“阿蘇ハヤシライス”。

うまい。 けど普通のハヤシライス。
どのへんが阿蘇?素材が? あ、そう。

R212を北へ走る。

前方に巨大な壁が見えてくる。
なんだあれは。
あんなのどうやって超えるの?

市立体育館の所で、たまたま“九州ご当地グルメフェア”をやってた。
ラッキー、何か食べてみよう。

大盛況。
まだお昼なのに売り切れ続出。
残っているお店も大行列。1時間待ち。
残念だがそんなに余裕は無い。

ずっと見えていた巨大な壁に挑む。
こんなかんじ。

思ったより、きつくはないぞ。

車が増えてきた。
なによりバイクがすごい。
なんでバイクの人たちは大勢で走りたがるの?

上りの途中でパンクした。
タイヤ交換。この旅3回目。
道路わきで交換。 はずかしー。

つづく

自転車旅行 ほぼ九州一周 その14-1

2011/10/16

熊本県大津町からスタート。
今日は阿蘇に登るぞ。

r28でアプローチ。
こんなかんじ。


途中で旧道に分岐して俵山峠。

荒々しくも美しい。
これからあそこへ登るのだ。

俵山峠から下って、r111阿蘇パノラマラインへ。
こんなかんじ。


当然上りだけど、つらくなんかないよ。
次々と現れるすばらしい景色に目を奪われる。
上ってることなんか気にしてる場合じゃない。

牛がいた。

おーい! こんにちはー!
牛のうしろー!
興奮して意味不明なことを叫ぶ。

さらに上ると景色が変化してくる。
カーブを曲がるたびに、おーとか、うわーとか言っちゃう。
こんなかんじ。


火の山トンネルは行くしかない。
車が来なかったので問題なかった。
観光バスが来たらきびしいだろうなぁ。

ロープウェイのりばに着いた。
ここから火口まで有料道路。

ロープウェイは点検のため運休だった。
バスで上るらしい。

だめもとで料金所まで行ってみたら、行っていいってさ!
やっほい!
こんなかんじ。

最後のひと上りが、ちとつらい。
呼吸が。
酸素が薄いのかな。

火口。


つづく