さるぴいののほほんとやってます: 9月 2013

2013/09/29

冬が来る前に

秋の風が吹いて、街はコスモス色。
秋冬野菜を始めましょう。
ちょっと遅くなっちゃったけど。

今年はこれ。

いつものメンバー。
ニンニク、ダイコン、カブ、コマツナ。

いろいろ新しい野菜もやってみたいけど、タネがなくならないんだよー。
ダイコンのタネなんか、畑を始めて最初に買ったタネ。５年前のもの。
家庭菜園にとっては、１袋のタネは多すぎる。

ニンニクを分解する。

今年はホワイト６片。青森産。
こいつはやっぱり質がいい。
大きくて香りも強く、おいしいよ。

適当に並べてみる。

５１片だった。

ほかのタネも蒔いて。

水はやらなくてもいいか。
明日から雨みたいだからな。

去年のニンニクはホワイト６片じゃなかった。
良くできたんだけど、なんだか香りが弱かった。
その前の年のホワイト６片はおいしかったなぁ。

今年もうまくできますように。
もう一度あのニンニクと、めぐりあいたい。

2013/09/28

自転車旅行北陸その4

2013/09/12 (4日目)

福井県福井市からスタート。

まずは、九頭竜川に沿って海に向かう。

今日も天気は快晴。

東尋坊タワーに着いた。

まだ、朝早いので開いてない。

ていうか、昼は営業するのかな？

だいぶ寂れた感じになってますが・・・

で、ここが東尋坊。

おー、写真やテレビで見たことあるぞ。

しかし、正直言ってあんまり感動しない。
なんだか思っていたよりスケールが小さい。

でも近くまで行くと怖い。
SPDだけどクリートが滑ったらおしまい。

R305で石川県入り。

「加賀海岸自転車道」のカンバンがあった。

海岸沿いの自転車道はだいたい想像がつく。
まずまともに走れない。

でも行ってみた。

え？これ？　ダメだこれは。
入り口がスロープにもなってないじゃないか。
設計した人は自転車を知ってるのかな？

それでも進むが、走れない。

砂と、枯れ枝で埋まってる。

あげくのはてに、これ。

ありえなーい。
自転車って知ってる？

階段を下りると一般道に出てしまった。
どこをどう走ったのかあまり覚えていないが、
今度は「小松・加賀県民自転車道」

北陸自動車道の海側を走る。

こちらは、まあまあ走れる。

でも途中で工事通行止めになっちゃって、一般道に出る。

松井秀喜ベースボールミュージアム。

周辺の雰囲気からは、明らかに浮いている建物。
センスが良いのか、悪いのか。

美川インターあたりから、また自転車道に行ってみた。

最初は良かったが、だんだん砂が増えてくる。
同時に堤防によくあるアスファルトの継ぎ目が大きくなり、サドルに座れない。

いよいよ砂で走れなくなり、もういやだー、と思ったら公園に出た。

健民海浜公園。
水たまりでタイヤとブレーキの砂を落とす。
ひどい自転車道として記憶に残った。

そのかたわらで、ネコが昼寝。

よそ者がガタガタ言うんじゃねーよ。
すみません、そうですね。おじゃましました。

健民海浜公園の出口で、また自転車道を発見。

この道は犀川に沿って金沢市街に向かう。
今日は金沢で一泊しようかな。
とか思いながら、こりずに自転車道へ。
経験から、川沿いの自転車道はいい道が多い。

ほら、やっぱり。

快適、のんびりサイクリング。

武家屋敷を見てみたり。

時代劇のセットみたーい。

２１世紀美術館。

館長のパワハラで話題に。

金沢といえばここ。兼六園。

入らないけど。

近江町市場。

にぎわってる。
何も買わないけど。

金沢駅。

さるきちと写真撮ってたら、お姉ちゃんに声かけられた。
「すみませーん、"一緒に"写真撮ってもらってもいいですかぁ～」
ぬ？一緒に？
この一般人のおじさんに何を？

と思ったら、目当てはさるきちだった。
お姉ちゃんが自画撮りして、おれがさるきちを横からフレームイン。
おれは何をやっているんだ、とか思いつつもさるきちに嫉妬。

何件かホテルに電話したが全て満室。
数日前にこの近くのホテルで殺人事件があった。
その影響だろうか。
自転車で街を流してボロいホテルを探して宿確保成功。

石川県金沢市で一泊。

走行ルート

走行データ
走行時間 6:03:19
走行距離 108.3 km
平均速度 17.8 km/h

2013/09/23

自転車旅行北陸その3

2013/09/11 (3日目)

福井県小浜市からスタート。

今日も快晴だ。暑くなりそう。

海沿いを走りたかったけど、トンネルの数がすごいのでr24を東へ。

R27は、やはり大型車も多い。

しかし、倉見峠付近は歩道完備。
無理せず歩道を行く。

峠を過ぎて歩道が無くなる。
と思ったら、左へ行く道が。

この道がすばらしい。
路面もよく、気持ちよく走れる。

十村駅に出た。

ここから梅街道へ。

三方五湖のひとつ、久々子湖。読めない。

"くぐしこ"ですってよ。覚えられない。

佐田からr33へ。

車もなく快適。美しい海を見ながら走る。

水晶浜。

なんとも美しい砂浜だ。

透き通る水と、白い砂。

これが本来の海の姿なのだろうか。
相模湾を見慣れた目にはあまりにもまぶしい。

しかし、ふと目を上げると、美しい砂浜から続く岬の先に違和感のある建造物。
美浜原発だ。
そして、さらにその先には"夢の"原子力発電所もんじゅがある。
まだ夢のままだ。

「失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに原因があるように思われる」
故松下幸之助氏は言った。
さて、どうしようか。
少なくとも、もんじゅを止めるということは、全ての原発を止めることになるのは明らかだ。
三人どころか、みんなで知恵を出せば文殊の知恵を授かると信じよう。

馬背峠は旧道を期待していたが、通行止め。

がびーん。

しかたがないので、馬背峠トンネルへ。

歩道？ではなく、広めの縁石があったよ。

トンネルを抜けると、敦賀市。

敦賀湾沿いを走って、気比の松原を抜ける。

某有名ソースカツどん。

とりあえず食っておく。

敦賀駅に行ってみた。

おやっ？　これは？

駅から続く商店街の歩道にあった。
松本零士先生の出身地なのかな？

メーテル！

どうやら、劇場版の物語に沿った形でモニュメントが設置されているようだ。

「男の子が、若者が、一生に一度は迎える旅立ちの日が来たのね」
すみません遅くなって。　もう、すっかりおじさんになってしまいました。

ゆっくり歩きながら、一人で盛り上がる。

クレア、バイトではなかなか貯金できないよ。正社員になりなさい。
純粋だった少年はもういない。

キャプテン、親友の墓の前で何を思う。

右下に刻まれたスポンサー名は「日本原子力発電株式会社」
アルカディア号の動力は何なのでしょうか。

「さるきちー！」

「私は、あなたの思い出の中にだけいる猿。私は、あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影」

今、万感の想いを込めて猿が鳴く。　ウキー！
今、万感の想いを込めて猿が行く。　ウキ？

少年の日を思い出して涙が出てくる。　ツボなんだよこの作品は。
頭の中で鳴り響くサウンド。タケカワユキヒデ氏の歌声。
歌いながら、泣きながら走り出す。

R8は恐ろしい。大型車がばんばん走る。
気を抜けない。黒崎トンネルで緊張はピーク。

r204しおかぜラインに抜けて、一息つく。