2013/09/23

自転車旅行 北陸 その3

2013/09/11 (3日目)

福井県小浜市からスタート。

今日も快晴だ。暑くなりそう。


海沿いを走りたかったけど、トンネルの数がすごいのでr24を東へ。


R27は、やはり大型車も多い。

しかし、倉見峠付近は歩道完備。
無理せず歩道を行く。

峠を過ぎて歩道が無くなる。
と思ったら、左へ行く道が。

この道がすばらしい。
路面もよく、気持ちよく走れる。

十村駅に出た。

ここから梅街道へ。

三方五湖のひとつ、久々子湖。読めない。

"くぐしこ"ですってよ。覚えられない。

佐田からr33へ。

車もなく快適。美しい海を見ながら走る。

水晶浜。

なんとも美しい砂浜だ。

透き通る水と、白い砂。

これが本来の海の姿なのだろうか。
相模湾を見慣れた目にはあまりにもまぶしい。

しかし、ふと目を上げると、美しい砂浜から続く岬の先に違和感のある建造物。
美浜原発だ。
そして、さらにその先には"夢の"原子力発電所もんじゅがある。
まだ夢のままだ。

「失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに原因があるように思われる」
故松下幸之助氏は言った。
さて、どうしようか。
少なくとも、もんじゅを止めるということは、全ての原発を止めることになるのは明らかだ。
三人どころか、みんなで知恵を出せば文殊の知恵を授かると信じよう。

馬背峠は旧道を期待していたが、通行止め。

がびーん。

しかたがないので、馬背峠トンネルへ。

歩道?ではなく、広めの縁石があったよ。

トンネルを抜けると、敦賀市。


敦賀湾沿いを走って、気比の松原を抜ける。


某有名ソースカツどん。

とりあえず食っておく。

敦賀駅に行ってみた。


おやっ? これは?

駅から続く商店街の歩道にあった。
松本零士先生の出身地なのかな?

メーテル!

どうやら、劇場版の物語に沿った形でモニュメントが設置されているようだ。

「男の子が、若者が、一生に一度は迎える旅立ちの日が来たのね」
すみません遅くなって。 もう、すっかりおじさんになってしまいました。

ゆっくり歩きながら、一人で盛り上がる。

クレア、バイトではなかなか貯金できないよ。正社員になりなさい。
純粋だった少年はもういない。

キャプテン、親友の墓の前で何を思う。

右下に刻まれたスポンサー名は「日本原子力発電株式会社」
アルカディア号の動力は何なのでしょうか。

「さるきちー!」

「私は、あなたの思い出の中にだけいる猿。私は、あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影」

今、万感の想いを込めて猿が鳴く。 ウキー!
今、万感の想いを込めて猿が行く。 ウキ?

少年の日を思い出して涙が出てくる。 ツボなんだよこの作品は。
頭の中で鳴り響くサウンド。タケカワユキヒデ氏の歌声。
歌いながら、泣きながら走り出す。

R8は恐ろしい。大型車がばんばん走る。
気を抜けない。黒崎トンネルで緊張はピーク。

r204しおかぜラインに抜けて、一息つく。

海を左側に見ながら高速走行。
その後、同じ風景がずーっと続く。
車少なく、快適なんだけど飽きる。

梅浦から先、越前岬はトンネルの連続。
どうしようか迷ったが、車も少ないのでR305を進む。





歩道はあったり、なかったり。

鳥糞岩。

フンで白くなったんだって。
そうだとしても、もうちょっと名前考えようよ。
岩に失礼だ。

呼鳥門。

おぉ、すごい。 自然に出来たの?
見ると、以前は下をくぐる道があったらしい。

この後もずっと海沿いを走り続ける。

日も傾いてきたので市街地へ行きたい。

やむをえず、R416で福井市街へ向かう。
その途中に健康ランドがあった。
宿泊できるってさ。ラッキー。

福井県福井市で一泊。



走行ルート


走行データ
走行時間 8:18:34
走行距離 163.3 km
平均速度 19.6 km/h

2 件のコメント :

  1. 「もんじゅの知恵」で、さるきちくんに座布団二枚。お~い、山田君、幸せと座布団を運んでいってやってくれ・・・

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  2. ちゃりこ父さん、こんにちは。
    やったぜ座布団ゲットだぜ。ありがとうございます。
    でも幸せはもういりません。おなか一杯。

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