2014/10/19

自転車旅行 九州北部 その2

2014/10/07 (2日目)

熊本県天草市からスタート。
今日も快晴だよー。

まずはR324を北へ向かい、鬼池港へ。

ここからフェリーで島原半島へ渡るよ。

口之津港からR389を行く。

雲仙へ上るぞ。

道中では立派な石垣をよく目にする。
斜面に石垣で作られた畑にはジャガイモ。

長崎だから品種はデジマなのかな?

R389で雲仙市入り。

この後、この「雲仙市」のカンバンを何度も見る。
どうやらR389は雲仙市と南島原市を行ったり来たりしているようだ。

途中にあった「諏訪の池」。

ちょっと休憩。誰もいない。
静かな湖畔を独り占め。

上りはそんなにきつくはないが、腹へってきた。
急に力が出なくなり、踏めなくなる。
まずいなー、温泉街まで行かないと食い物にありつけないか。

と思っていたら、エコパーク論所原ってのがあった。
食事も出来るみたい。ラッキー、助かった。

野菜カレー。

もうね、なんと言うか。
涙が出るほどうまいんだよ。

平時に食べても、きっととてもおいしいカレーだと思う。
この状況と心境とロケーションがさらにおいしさを何倍にもする。
あぁ、幸せ。

この施設はキャンプ場のようだ。
動物もいたよ。


子ブタがかわいい。
とてもいい施設だね。いつかキャンプしたい。

雲仙地獄。

硫黄のにおいが強烈ー。
苦しいので、さっさと通過。

温泉街を通過して、仁田峠へ向かう。

写真の入口から、少し行くとゲートがある。
通行は無料だったけど、寄付ってあったので100円入れた。

ゲートのお兄ちゃんに「危ないですから、気をつけて行ってください」って言われた。
え?そうなの?危ないの?
どんな道なのかドキドキしながら上っていく。
断崖絶壁でガードレール無しとか、一部崩落とか、そんな感じですか?

ところが、なんだよ。いい道じゃないか。


路面もいいし、よく整備されている。
一方通行なので前から車が来ない安心感。
そしてなんとも眺めがすばらしい!
最高のクライムコースだ。

途中停車してゆっくり眺めを満喫する。
車には許されない、自転車の特権。

上りきると仁田峠。

ロープウェイでさらに上まで行かれる。
行かなかったけど。

そしてR389を下る。豪快な下り。
午前中に蓄積した位置エネルギーを一気に放出。

あっという間に下界へ。

途中、広域農道があったので行ってみる。
位置エネルギーを一気に全部使い切るのがもったいない気がして。

ところがこれは失敗。
車が多くて走りにくい。
やまの駅ってのがあったので逃げ込む。

やまの駅って初めてだな。
道の駅と海の駅は見たことあるけど。

そこにいた犬。

掻いてやってたら寝ちゃったよ。
なんか以前もこんなことあったなぁ(2011/11/05参照)
動物にやすらぎをあたえる男。

広域農道いやなので、海に向かって下っていく。
出たところは神代町駅だった。

島原鉄道だよ。

R251を西へ行くと、諫早湾干拓堤防道路。

地図みてて気になってたんだよー。
堤防上をまっすぐ道が続く。終わりが見えない。
これで有明海を渡るよ。

有明と言えば、神奈川在住の私は某有名銘菓を思い出す。
有明海と関係あるのかな?
たしか一度倒産して復活したんだよなー。
あの栗あんがうまいんだよー。
とか考えながら、CMソングを口ずさみながら走る。

途中で諫早市入り。

まだ半分くらい。
向かい風がしんどい。

渡りきって、R207で諫早市街へ。
橋上にあったオブジェ。

オブジェのタイトルは「少年」。

諫早公園に着いた。

眼鏡橋。
日が暮れてきた。

んで今日も居酒屋で一杯。

おすすめをって言うと、9割方出てくる刺身と焼き鳥で一杯。
知らないおっさんと語って、楽しい夜を過ごしました。

長崎県諌早市で一泊。



走行ルート

2014/10/18

自転車旅行 九州北部 その1

2014/10/06 (1日目)

毎年恒例(?)のロングツーリングに行ってきました。

今回の出発地はここ、熊本県熊本市。
前日に熊本入り。

台風18号と入れ違いにやって来たよ。
ここから、天草、長崎を経由して福岡方面へ向かう。

3年前に九州一周したとき、長崎、佐賀には行かれなかった(2011/10/23参照)
残してしまった地域を走るぞ。

まずは宇城市に出てR266を西へ。
三角へ向かう。「さんかく」じゃないよ「みすみ」だよ。

道の駅不知火。

まだ早いので開いてない。

海岸線沿いを快走。


三角駅に到着。

なかなか趣きのある駅舎だな。

駅近くにあった建物。

なんでしょうかこれは。
何を模しているのか。三角?巻貝か?

そして天草五橋へ。

第一の橋、天門橋。

自転車での走行はなかなか厳しい。
R266は交通量多く、橋上の路肩は狭い。
歩道も狭く、歩道というか縁石だな。
無理して車道を走れば車に迷惑だし、歩道の走行は狭くて危ない。

ここは無理せず、自転車引いて歩道を行こう。
景色と風を楽しみながらのんびりと。

橋を渡ると上天草市。


藍のあまくさ村にあった天草四朗像。

おー、でかい。
でもなんかイメージと違う。
私の中では魔界転生のジュリーのイメージ。

もんもんもんくーまもん

3年前に熊本で会ったときは、まだマイナーだったのに。
今ではすっかり全国区の人気者。
最近では船橋市の妖精に押されぎみか。

天草四朗メモリアルホール。

台風一過、晴れすぎて暑い。

メモリアルホールの前にあった物産館さんぱーるで「かんちょそば」。

そばにサツマイモがねりこんである。
すすると、ほのかにイモの香りがする。
まぁまぁうまー。

物産館を物色していて見つけたアイス。

げげっ!意外すぎて笑った。

開けたらなんと!タコ入り!

ゆでダコが2切れ乗ってた。
味のコメントは控えよう。
興味のある方は、ぜひ天草へ!

二号橋から五号橋を渡る。


全ての橋が一号橋と同じ状況。

自転車でここを訪れる方は、橋を走行しないでほしい。
車道も歩道も走行するには危険だ。
橋上なので、横風でバランスを崩す可能性もある。
むしろ景色を楽しみながらゆっくり歩いて渡ることは、自転車ならではの贅沢だと考えてほしいな。

そして熊本の方、お願いします。道路の整備を検討してみてください。
歩道と自転車道をきれいに整備すれば、愛媛県のしまなみ海道を越える、すばらしいサイクリングロードになると確信しました。
きっと全国から自転車好きが訪れます。

上島に渡ってすぐ、展望所のカンバンを見つけた。

行ってみよう! R266をそれて右へ。

千厳山展望所からの眺め。

おおー!すばらしいー!
今まで走ってきた橋が見える。

展望所から下ってR324へ合流。
そのままR324を進んでもいいんだけど、もう少し登りたくなった。
広域農道の案内があったので行ってみる。


広域農道は一般にアップダウンが激しい。
この農道はずーっと登ってずーっと下る感じ。
眺望はあまり開けない。

下界に下りてきてR266と合流。
前方に橋が見えてくる。すげー高さの橋。
高知県の浦戸大橋を思い出した。いやだなー。

橋の手前でよく見たら、小さな橋があるじゃない。

歩行者用の橋だった。

橋の上から天草瀬戸大橋を見る。

ループ橋になっている。渋滞してる。
歩行者用の橋に気がついてよかった。

本渡港。

日が暮れてきた。
今日はここまでにしよう。

いつものように居酒屋で一杯。

さかなうまー。
しかもやすー。

熊本県天草市で一泊。



走行ルート