2014/10/25

自転車旅行 九州北部 その3

2014/10/08 (3日目)

長崎県諌早市からスタート。
長崎は今日も晴れだった。

R34で長崎市へ向かう。

朝の渋滞。

国道を走っていても、ちっとも面白くないので、R251と合流したところで、わき道へ入った。

ほ。静かな道。

白ネコがいた。

この後も何匹か白ネコを見かけた。

道はつづら折れで崖を上っていく。

斜度は緩やか。国道を上るより楽だと思う。
R34を渡って、さらに上る。

いままで上ってきた道と、長崎自動車道が見える。
ヘアピンを曲がるたびに高くなっていく景色が面白い。


だんだん道は細くなるけど大丈夫。全線舗装です。

上り詰めたところに「日見峠」の立て札。

ここは「長崎街道」という歴史のある道らしい。

その横にあった案内板。

昔はさらに上まで上ったらしい。
たまたま通りがかった地元のじいさんに昔の話を聞かせてもらった。
そこの竹やぶに関所があったんだ、とか、小判がたくさん埋まってるらしいぞ、とか。

峠を越えて下ると、またR34に合流。

相変わらず渋滞。山に帰りたい。

国道はいやなので、わき道へ入る。

これが長崎街道なのかな?

この道にはお寺がずらりと並ぶ。

多すぎ。

なんか行列が来たぞ。

中華っぽい。
お祭りかな?

思案橋交差点。

路面電車のレールがあるよ。
面白そうだから商店街に入ってみよう。

思案橋横丁。

いいねー、夜来たい。ぜひ。

長崎中華街。

神奈川県民の私は横浜と比較してしまう。
ふふ、勝ったな。
勝ち負けじゃねーっつーの。

市街へ向かったら屋台が並ぶ。

たまたまお祭りの時に来たようだ。
とてもにぎやか。

この後、おみやげ買いながら、みやげ屋のおばちゃんに聞いてみた。
「なんのお祭りなんすか?」
「!?!!! くんち!くんち! くんちですよ! 知らないの!? 知らないで来たの!!!!」
すごい勢いでまくしたてられた...
「くんちってなんすかー?」とは聞けなかった...

関東圏の皆様、「長崎くんち」って知ってます?
私が無知なのだろうか。

「角煮まん」ってのがおいしそうだったので食べてみた。

ん~、んま~い。
これは横浜中華街にあったかなぁ。
負けたかなぁ。

長崎駅。

外国の方も多い。

平和記念公園。

修学旅行の小学生や中学生がたくさん。
みんなまじめに平和についてガイドを受けている。
ふざけた写真撮ってる自分が恥ずかしくなった...

R206を北へ進むが、面白くねーよ。
山に逃げる。r204へ。


r204の上りはきついぞ。でも気持ちのいい道だ。

山から下りてきたら、手作りハンバーガーのカンバンが見えた。

佐世保バーガーって聞いたことあるぞ。食べてみよう。
店員さんおすすめのベーコンエッグバーガー。
うん!うまいよ。やっぱり。手作りは。
大手チェーンバーガーとは、一味も二味も違う。
佐世保のみなさんがうらやましいよ。

西海橋で佐世保市入り。

この後のR202、R35は、車の量がすごい。
道路事情もあまりよろしくないよ。

佐世保駅に着いた。

すっかり日が暮れちゃったね。

佐世保の町には居酒屋、小料理屋が見当たらない。
みんな小洒落たバーとかばかり。
米軍基地があるからかな。
兵隊さんが常連さん。

長崎県佐世保市で一泊。



走行ルート

2014/10/19

自転車旅行 九州北部 その2

2014/10/07 (2日目)

熊本県天草市からスタート。
今日も快晴だよー。

まずはR324を北へ向かい、鬼池港へ。

ここからフェリーで島原半島へ渡るよ。

口之津港からR389を行く。

雲仙へ上るぞ。

道中では立派な石垣をよく目にする。
斜面に石垣で作られた畑にはジャガイモ。

長崎だから品種はデジマなのかな?

R389で雲仙市入り。

この後、この「雲仙市」のカンバンを何度も見る。
どうやらR389は雲仙市と南島原市を行ったり来たりしているようだ。

途中にあった「諏訪の池」。

ちょっと休憩。誰もいない。
静かな湖畔を独り占め。

上りはそんなにきつくはないが、腹へってきた。
急に力が出なくなり、踏めなくなる。
まずいなー、温泉街まで行かないと食い物にありつけないか。

と思っていたら、エコパーク論所原ってのがあった。
食事も出来るみたい。ラッキー、助かった。

野菜カレー。

もうね、なんと言うか。
涙が出るほどうまいんだよ。

平時に食べても、きっととてもおいしいカレーだと思う。
この状況と心境とロケーションがさらにおいしさを何倍にもする。
あぁ、幸せ。

この施設はキャンプ場のようだ。
動物もいたよ。


子ブタがかわいい。
とてもいい施設だね。いつかキャンプしたい。

雲仙地獄。

硫黄のにおいが強烈ー。
苦しいので、さっさと通過。

温泉街を通過して、仁田峠へ向かう。

写真の入口から、少し行くとゲートがある。
通行は無料だったけど、寄付ってあったので100円入れた。

ゲートのお兄ちゃんに「危ないですから、気をつけて行ってください」って言われた。
え?そうなの?危ないの?
どんな道なのかドキドキしながら上っていく。
断崖絶壁でガードレール無しとか、一部崩落とか、そんな感じですか?

ところが、なんだよ。いい道じゃないか。


路面もいいし、よく整備されている。
一方通行なので前から車が来ない安心感。
そしてなんとも眺めがすばらしい!
最高のクライムコースだ。

途中停車してゆっくり眺めを満喫する。
車には許されない、自転車の特権。

上りきると仁田峠。

ロープウェイでさらに上まで行かれる。
行かなかったけど。

そしてR389を下る。豪快な下り。
午前中に蓄積した位置エネルギーを一気に放出。

あっという間に下界へ。

途中、広域農道があったので行ってみる。
位置エネルギーを一気に全部使い切るのがもったいない気がして。

ところがこれは失敗。
車が多くて走りにくい。
やまの駅ってのがあったので逃げ込む。

やまの駅って初めてだな。
道の駅と海の駅は見たことあるけど。

そこにいた犬。

掻いてやってたら寝ちゃったよ。
なんか以前もこんなことあったなぁ(2011/11/05参照)
動物にやすらぎをあたえる男。

広域農道いやなので、海に向かって下っていく。
出たところは神代町駅だった。

島原鉄道だよ。

R251を西へ行くと、諫早湾干拓堤防道路。

地図みてて気になってたんだよー。
堤防上をまっすぐ道が続く。終わりが見えない。
これで有明海を渡るよ。

有明と言えば、神奈川在住の私は某有名銘菓を思い出す。
有明海と関係あるのかな?
たしか一度倒産して復活したんだよなー。
あの栗あんがうまいんだよー。
とか考えながら、CMソングを口ずさみながら走る。

途中で諫早市入り。

まだ半分くらい。
向かい風がしんどい。

渡りきって、R207で諫早市街へ。
橋上にあったオブジェ。

オブジェのタイトルは「少年」。

諫早公園に着いた。

眼鏡橋。
日が暮れてきた。

んで今日も居酒屋で一杯。

おすすめをって言うと、9割方出てくる刺身と焼き鳥で一杯。
知らないおっさんと語って、楽しい夜を過ごしました。

長崎県諌早市で一泊。



走行ルート