2018/10/27

自転車旅行 京都~乗鞍~山梨 その5

2018/10/05 (5日目)

岐阜県高山市からスタート。

今日もくもり。

本日は今年の旅のメインイベント。
自転車乗りの聖地、乗鞍岳に挑戦だ!
期待に胸が高鳴る。
雨降りませんように。

まずはR158でアプローチ。

はやる気持ちを抑えて。

赤かぶの里でちょっと休憩。

雨が心配。

R158を上っていく。

まだ斜度はきつくない。

ここで分岐。

左のr5へ行く。

左へそれたとたんにキツイ。ぐぁ。
入り口付近だけ斜度がきつい道はよくある。
ここもそのパターンだろう、などと想像。

しかしきついまま平湯峠。

まだプロローグなのに、すでに足にきてる。

自転車乗りが多いんだろうね。

わかりました。メットはかぶってないけど。

ここにはゲートがあって、おじさんにいろいろ質問された。
どこから来たの?はじめて?戻ってくる?などなど。
いってきまーす。

ここから本番。




キツイよ。とても。
正直言って少しなめてた。
ここはバスも走るし、ヒルクライムレースも行われる。
きついとは思うけど、そこそこだろう。なーんて思ってた。

すさまじいぢゃないか!
上るだけで精一杯。
ここをレースで駆け上がるなんて信じられない!

過去に上ったキツイ上りを思い出しながら上る。
この坂はそのどれよりもきつく感じる。
何度もくじけそうになったが、負けを認めたくない。
必死で踏み続ける。

で、ここ。

もうだめだ。限界。あぶなかった。

カツカレー。

山ではカレーだろ。うまい。

下り。



もうね、なんとも美しい。
昨年の蔵王も素晴らしかったが、同様に素晴らしい。
まだ色づき始めたばかりだけど、高速で流れる色彩がまるで油絵の中を進んでいるようだ。

涙出た。まじで。
なんかもう、美しい景色とか、ここへ来れたこととか、上りきれたこととか、いろいろ思っちゃって。

乗鞍観光センターの十字路まで下って、右へ曲がる。
だってまっすぐ下って松本方面へ行くと、トンネルがいっぱいあるじゃない。いやだよ。

また上り始める。


白樺峠を越えてr26へ出た。

r26を北へ行くと結局トンネル地帯に行ってしまうので南へ行く。
木祖村方面へ、また上る。

ところが境峠を越えたあたりで日が暮れちゃった!
真っ暗。何も見えない。
まずいぞ。持っているLED単灯ライトではほとんど見えない。
路上の白線をたよりに慎重に下っていく。

この状況は四国の京柱峠の時と同じ状況だ(2010/10/08参照)。
学習しない男。
こわいよー。トンネルのほうがよかったんじゃないか。
でもr26は比較的きれいな路面でよかった。

やっとのおもいでたどり着いたのは、道の駅木曽川。

いやー、こわかった。生きててよかった。

ふと見上げると満天の星空。
うわー、すげー。星ってこんなにたくさんあったんだー。
星の数が多すぎて、星座が判別できない。

そして問題は宿だ。村にホテルなんか無いよ。
調べたら民宿が数件あった。
2件断られ、3件目でおばあちゃんが受け入れてくれた。
ありがとー、助かりました(泣)。

しかも夕飯まで用意してくれた。

うまいよー。泣ける。
おばあちゃんの家におじゃましたかのような、ほっとするご飯。
自家製の梅酒をすすめてくれて、飲み放題。
これがまたうまい。

長野県木祖村で一泊。



走行ルート

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